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『ROBO&PEACE〜テクノロジーで描く未来〜』レポート

こんにちは、KことおもちΩです。昨日は会員のT田と魚肉、私の3名で、ウィンクあいちで開催された「第2回 名古屋SF読書会」へ参加しました!課題本はA.ベスターの『虎よ、虎よ!』。初めての参加でしたが、SF初心者から本職の方までみえ、率直な意見から深く読み込まれた意見まで好きずきに飛び交う楽しい読書会でした(^_^*)こちらのイベントレポートはT田が後ほどレポートを掲載しますので、その前に、私は先週3月26日〜29日にグランフロント大阪で開催された『ナレッジキャピタル フェスティバル』の報告をしたいと思います。

このイベントは、一般財団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMOによって主催されているもので、「OMOSIROIを体感しよう!」というキャッチコピーのもと、「先進的かつ楽しい、国際色のある様々なプログラムが体験できる催し」とのことです。(公式パンフレットより)

今回私が参加したプログラムは、『ROBO&PEACE〜テクノロジーで描く未来〜』という企画で、ロボットを始め、先端テクノロジーを活用した製品やサービスがショッピングモール内に展示され、それぞれ体験コーナーもあるというものでした。ソフトバンクのPepper君、ヴァーチャルリアリティを見せるOculus Rift、顎関節症を治療するための医療用ロボットなど、気軽に体験できるコーナーになっていました。

また、デザイン誌『AXIS』編集長の石橋勝利さんとテクノロジージャーナリストの大谷和利さんによるトークセッション「ロボットのいる、デザインのある暮らし -テクノロジーデザインのあり方-」も行われ、現在のロボットデザインの状況や変遷にまつわるお話を聞くことができました。

トークセッションの中でも、現在のロボットデザインは、目的に特化したデザインへと多様性を広げ、「人型にこだわらない」傾向にあるというのが印象的でした。2014年末の紅白歌合戦でperfumeと共演した飛行型ロボット・ドローン(空撮や照明に活用されています)や、馬型のもの、蛇の様に棒状のものに巻き付いたり、水中を泳ぐものなど、様々でした。そしてこれはSF映画の中でも見られる現象で、『インターステラー』に登場するロボット、TARSとCASEも例に挙がっていました。今後、こうしたロボットが日常に流入することによって航空法やロボット関連の法律が整備されてくるだろうということで、最近マスコミ業界では、そういった法規制がされる前にドローンを使って空撮動画を撮りためているのではないかという小話も面白かったです。

また、最近の若い技術者たちはクラウドファンディング※で資金を集め、それによって更に革新的な開発やデザインが次々に生み出されているそうです。

※クラウドファンディング…群衆(crowd)と資金調達(fundhing)を組み合わせた造語で、クリエイターや起業家が製品・サービスの開発、もしくはアイデアの実現などの「ある目的」のために、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ることをいいます。(参照URL:http://anipipop.com/what-is-crowdfunding/)

過去、技術者たちは「理想のロボットを作る」という目的のもと開発研究に奮闘していましたが、現在ではその功績によって手に入れた様々な技術で、「技術から派生するロボットを作る」方向へとシフトしてきたそうです。そしてロボットの社会普及に際して最も大きな壁だったのは、やはり予算の問題でしたが、そうした技術や知識を駆使することで予算削減が可能になってきています。中でも、お掃除ロボット・ルンバはそうした発明の成功例で、自然な形で家庭の中へと浸透したとのことでした。
ちなみに、今夏販売開始されると噂の小型ドローン「ZANO」は3〜4万円くらいで購入できるのではないかとのことです。独立型ロボットなので、マラソン選手を追跡して撮影したり、人間が侵入できない場所に使用するなど、活用法は多岐に渡りそうですね。もちろん、私たちが日常生活で利用する方法も色々考えられると思います。
ここにZANOの動画をご紹介しておきます。

YouTube ZANO in action

そしてもう一つ興味深かったのは、人間とパートナーロボット(コミュニケーションロボット)との関係性でした。以前のロボット開発では、「人をケアするロボット」に重点を置いていましたが、現代の考え方の一つとしては、「人が世話をしてあげるロボット」の需要が高まりを見せているのではないかということです。あえて不完全なロボットを家庭に置くことで、人に癒しと安心を提供するのです。

最後の質疑応答では、僭越ながら私も「これまでとこれからのSFと科学技術には何か関係性は見いだせますか」といったことを尋ねてみました。頂いたお答えでは、「かつてSFの舞台を実現させようとする試みは確かにあった」のですが、「現在はSFの技術を超えてしまっているため、また更なる課題がSF作品の中に現れれば再び相互関係は見られるかもしれない」とのことでした。あとは、スマートフォンの普及がSFやミステリーの創造性を狭めてしまったのではないかといったことにも言及されました。

ただ、スマートフォンの機能を上手に扱った創作物もまた多く出てきていると思うので、やはり創作と科学技術は良い意味で、相互に刺激を与えながら次のステージへと進み続けているのだろうなという印象を受けたイベントとなりました。

最後に、会場の様子を少し。

peppert.jpg
Pepper君と体験者

inu.jpg
ロボット犬AIBOの後輩(?)。この子は店番Pepper君がおすすめしてくれました。
眠っているようです。隣のうさぎは知人のカメラマン栗木栗さんに頂いたうさぎのペープサート。


以上、『ROBO&PEACE〜テクノロジーで描く未来〜』レポートでした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。



K
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