2016年02月の記事 (1/1)

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#拡張現実っぽいSF 公募作品ご紹介その5『PSYCHO-PASS -サイコパス- 』

こんばんは、SFコミュニケーション研究会のぽちこです。
今夜もwitterで公募させて頂いた #拡張現実っぽいSF をご紹介します。

本日はアニメ『PSYCHO-PASS -サイコパス- 』です。
舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。
その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行っていた。
本作品は、このような時代背景の中で働く公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描いている。(Wikipediaより引用)

ここで拡張現実っぽいと言えるのはやはり「ドミネーター」でしょうか。
公安局の刑事は優秀な人材ではあるが、特別な力があるわけではなくドミネーターという機械を通すことで犯罪係数が割り出される。
これはもちろんアニメの世界ですが、私たちのいる現実世界でも存在するARと似たものを感じますね。

また「ホログラム」という装置もこのアニメの世界には存在します。
様々な場所に投射装置が設置されており、市街全域の外装から建築物の内装、人々の服装や外見まで社会の隅々へ行き渡っていてコンパクト・タイプのコス・デバイスによって人体や服にホロを投影して別の服や外見へ変貌させるシステムも・・・!!
毎朝着る服を考えるのが億劫なのでこういうシステム欲しい・・・って心から思います笑
そんな未来技術にわくわくさせられますし、「正義とは?」と考えさせられる作品です。

それでは皆様、良い夢を♪


SFコミュニケーション研究会
ぽちこ
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#拡張現実っぽいSF 公募作品ご紹介その4『スキャナー・ダークリー』

こんばんは、SFコミュニケーション研究会のおもちΩです。

少々ご無沙汰してしまいましたが、今夜もTwitterで公募させて頂いた #拡張現実っぽいSF をご紹介いたします(^^)

本日は、映画『スキャナー・ダークリー』です。

公開は2006年、監督はリチャード・リンクレイター。全編ロトスコープという、実写とアニメーションが奇妙に融合した手法を用いているところが特徴的です。キアヌ・リーブス、ロバート・ダウニー・Jr、ウィノナ・ライダーらが出演しています。原作はP.K.ディックの同名タイトル(又は、『暗闇のスキャナー』)の小説を映画化したものです。ディックの実体験も織り交ぜられたこの作品は、危険な薬物に堕ちた者たちの生活を、時にコミカルに、しかし絶望的な運命を生々しく描いたジャンキーものです。怖気が走る幻覚描写、崩壊していくアイデンティティーと理不尽な終焉が、存在するのかしないのかも分からない物語の筋を不安で埋め尽くします。


…この作品で拡張現実っぽいと言えるのは、主人公である覆面捜査官ボブ・アクターが着用している「スクランブルスーツ」と呼ばれるスーツです。身分を徹底的に隠し、究極の一般人を作り出すというこのスーツは、常にころころと変化する人相や服装を映し出します。映画化に際して、ファンからはスクランブルスーツの映像化がとても喜ばれたみたいです。個人的なイメージとしては、プロジェクター不要なプロジェクションマッピングのようなものだと認識しておりますが…というよりはスーツ型テレビ…?どなたか教えてください…(^^;)


それでは皆様、今夜もよい夢を♪

って、こんな作品紹介では悪夢になりそうですが…それではまた(*^^*)



SFコミュニケーション研究会
おもちΩ

#拡張現実っぽいSF 公募作品ご紹介その3『楽園追放』

こんばんは、SFコミュニケーション研究会のおもちΩです。


3月27日のSFインターメディアフェスティバル2016〜すべてがR(eal)になる〜に向けて、当ブログではTwitterで公募させて頂いた、皆様が思う #拡張現実っぽいSF 作品を順番にご紹介させて頂いております(^_^)ここでいう #拡張現実っぽいSF とは、AR(拡張現実)技術が作品内に登場する、ヴァーチャルリアリティ(仮想現実)を舞台にしている、といったものを指しております。


今夜の作品は、水島精二監督・虚淵玄脚本『楽園追放』です。「メカ」と「美少女」を巧みに配備した本作は、全編3DCGで描かれていることも話題となりました。電脳世界でのビット戦、揺れるおっぱい、実体不明なキャラクター達、銃器が派手にかち合う地上戦、揺れるおっぱいなどなど…とにかく映像的なエンターテイメント性に優れ、視線を飽きさせません。そして、電脳世界を構築するシステム構造や、人間と電脳化された人間、そして人工知能をめぐる答えの出ない問いが、作品の魅力を後押ししています。

さて、この『楽園追放』ですが、人類の98%が肉体を捨てて電脳世界「ディーヴァ」で暮らしている世界でのお話です。※ここから、少しだけネタバレを含んだあらすじとなります。


ある時、電脳世界ディーヴァが、フロンティアセッターと名乗る者に地上からハッキングを受ける。ディーヴァの上層部は、荒廃した地上からディーヴァへアクセス出来るような危険人物を看過できないとし、アンジェラ・バルザックをフロンティアセッターを探る捜査官に抜擢した。アンジェラはマテリアルボディ(実体がある即席ボディ)に意識を移し、地上での捜査を開始する。アンジェラは、地上ガイドのディンゴと共についにフロンティアセッターの正体を突き止めるが、フロンティアセッターの思惑に悪意は無いと判断したのであった。しかし、このことが上層部の怒りを買い、アンジェラは投獄されてしまう。地上での活動とフロンティアセッターとの出会いを振り返り、初めてアンジェラの心中にはディーヴァへの疑念が沸き起こる。フロンティアセッターの助けを借りて脱獄に成功したアンジェラは、フロンティアセッターの目的を達成するためにディーヴァに立ち向かうことを決意する。


そういえば、人類のほとんどが完全に肉体を捨てて電脳世界で暮らしている話ってあまり無いですよね。地上に降りるために使い捨ての生身のボディを毎回作るというのも、なんだか非効率的です。興味深かったのは、電脳世界でも人々は格差社会の中でもがいていて、その指標は通貨ではなく各々のハード容量で格付けされているということ。作中では「地上の暮らしと電脳世界の暮らしは場所が変わっただけで根っこは何も変わっちゃいない」なんて会話が出てきます(記憶が不確かなのでちょっと違うかもしれませんが)けれど、社会を作り上げているのが人間である限り、格差は生まれ、「誰もが幸福な理想郷」への距離は縮まらないのかもしれませんね。まぁ、私たちの進化は、オーバーロードがやってくるまで待つとしましょう。


それでは皆様、今夜も良い夢を♪


SFコミュニケーション研究会
おもちΩ

#拡張現実っぽいSF 公募作品ご紹介その2『ハーモニー』

二晩続けてこんばんは! SFコミュニケーション研究会のおもちΩです。

さて、今夜も2016.3/27開催のSFインターメディアフェスティバル2016〜すべてがR(eal)になる〜に向け、SFコミュ研プレゼンツ!? Twitterで公募させて頂いた「ARっぽいSF」※のご紹介です。ネタバレを少し含みますので、これから読むぞという方はご注意くださいね。

※AR技術が含まれていたり、VR(仮想現実)が舞台になっていたりするSF作品


今日ご紹介させて頂くのは、惜しくも早すぎる旅立ちを迎えた若き才能・伊藤計劃氏の『ハーモニー』です。

世界は大きな戦争を終え、超高度医療社会を迎えた。人々の体内には健康管理を徹底するためのナノマシン「WatchMe」がインストールされている。WatchMeは個人の健康状態からステータスまで、全てを明確に数値化する。そのため、人々は完全に統制された社会の中で、病気の苦しみやケガの痛みを知ること無く人生を全うしていった。しかし、そんな生活を嫌悪し、餓死による自殺を試みることで社会に反抗したのは、3人の女子高生・御冷ミァハ、霧慧トァン、零下堂キアンだった。しかし、結局この試みが成功したのはミァハ一人だった。トァンとキアンはミァハの死を背負いながら、それぞれの人生を歩んでいたはずだった。世界中で同時多発自殺・自殺未遂事件が起きるまでは。この事件でキアンは死に、真相解明のためトァンは奔走し、同時多発自殺・自殺未遂はミァハの犯行であったことを知る。死んだはずのミァハの自我は、長い年月をかけ、静かに計画実行の時を待っていたのである。WatchMeへのハッキングによって、自意識喪失プログラム「ハーモニクス」を発動させ、誰もが意識を持たず調和された世界を目指していたのであった。


この作品は、昨年映画が公開されました。ストーリーの主題となるのは「人間の意識操作の是非」と言えますが、提示された問題は人間とテクノロジーを考えるものとも取れます。あらゆるものがインターネットに接続され、ナノテクノロジーによって遺伝子を操作され、VR技術を搭載したウェアラブルツールによって、物質的な社会や五感を通して得る感性から遠ざけられていきます。突き詰めれば、人々は操作された「現実」の元で生活し、意識という、か弱く実体のない自己を維持していくことになります。このことが示す意味とは、自我の喪失です。人類にとって、自我が消滅した世界における「無意識の調和」が幸福となり得るのかどうか…どうぞ、ミァハとトァンの決着を見届けてみてください(^^)


それでは皆様、今夜も良い夢を♪


SFコミュニケーション研究会
おもちΩ

#拡張現実っぽいSF 公募作品ご紹介その1『電脳コイル』

こんばんは、SFコミュニケーション研究会のおもちΩです。

そろそろSFインターメディアフェスティバル2016〜すべてがR(eal)になる〜に向けて、Twitterで公募させて頂いた「#拡張現実っぽいSF」をご紹介していきたいと思います(*^^*)この度はたくさんのご応募を頂き、誠にありがとうございました!

本日ご紹介するのは、2007年に放映されたNHKアニメ『電脳コイル』です。原案・監督は磯光雄氏です。AR(拡張現実)技術がこれでもかという程反映された202X年の社会が舞台になっております。小説版も出ており、既に完結しているようですね。

主人公は丸めがねの小学6年生、優子。子供たちの間では「電脳メガネ」というアイテムが大流行しています。この電脳メガネは、私たちで言うところのスマートフォンのようなもので、このメガネを通してどこからでもネットにアクセスでき、様々な情報を獲得することができます。優子は夏休みを前にして、父親の転勤の都合で引っ越すことになるのですが、そこで出会ったもう一人の「ユウコ」に引っ張られるようにして様々な電脳体験をし、不思議な経験をしていく…というストーリーになっています。

このアニメ、子供向けと思って侮ることなかれ。あちこちに張り巡らされた電脳世界への入り口や、巨大なマシンとなって現れるウイルス駆逐ソフトは子供向けアニメとして見る以上の迫力があります。中でも見所は、優子が飼っている犬のデンスケで、彼はARペット(作中では「電脳ペット」)なのです。デンスケは少し「古いタイプ」の電脳ペットなので、調子が悪くなるとノイズが入ったり、本物の動物では出来ないようなポーズをしてみせたり、優子を救うために電脳世界で頑張る姿も見られ、とても愛嬌があります。ARの動物たちはデンスケだけでなく、本物の猫に紛れて生活(?)する電脳猫なども登場します。ARアニメといえば『電脳コイル』と言っても過言ではない作品ですよ〜(^^)


公式ホームページはこちら。
「電脳コイル」
https://www.tokuma.jp/coil/

1話だけならGyao!で視聴できるようです〜。

それでは皆様、良い夢を♪


SFコミュニケーション研究会
おもちΩ
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